こんにちは。ぷっちです♪
最近の悩みの1つは、読んでみたい本や気になる本はたくさんあるんのに、・・・でも、時間がないこと。
知識を増やすのに、読書をしなければなぁと思っていても、なかなかまとまった時間がとれないんだよね。まぁ、だらだらしてる時間もあるんだけど。
仕事や家事、子供の習い事のお迎え、、、、やることはいっぱいあるんだよ~涙
そんな悩みを抱えていた時に、気になったのが「速読」。
本当に単なる思い付きなんだけどね(笑)
この記事を読んでくれているあなたも、きっと速読に興味を持たれたのですよね。
じゃ、速読ってどうやるの?
そんな時に出会った本の1つがこの本!
『王様の速読術』
書評を見ると、どうやら目を早く動かす技術や特別な技術もいらないとのこと。
おー!まじですか!すばらしい!!
早速、ぽちり。
結論から言うと、やはりななめ読みや目を早く動かす技術はいらないとのこと。
大切なのは、本の全体をつかんで、本を読む目的を持つこと。
読むことより、大切なのは知識の吸収、獲得をすることなので、「一言一句読む必要はない」
さっそく、そのコアな部分をご紹介していきたいと思います。
『王様の速読術』とは
著者「斉藤英治」という医学博士が、30年間かけて研究と実践の末にあみだされた速読術をこの本で紹介しています。
この手法は多くの大手企業研修でも使われているそうで、実際に高い評価が得られています。
この本のユニークなところは、読者(あなた)の事を「王様」、本のことを「家来」に例えて速読術を紹介しています。
「王様」というのは「すごい速読術」を意味してるのかと思ったけど、例えだったんですね。
王様(あなた)は忙しく謁見時間は限られている。でも、王様(あなた)と謁見したい家来(本)はたくさんいる。王様なんだから、家来の時間にあわせる必要はなく、王様本位に家来と謁見すれば良いのだ。
なんとも面白い視点ですよね。
本のタイトルが納得!
あらすじ
ただ速く読むだけでは、知識として活かせません。大切なのは知識の吸収。重要な2割を読んで8割を獲得する『王様の速読術』。ひたすら目を速く動かすことも、特殊な技能も必要としません。「専門書を短時間で読む」「試験に備える」「資格王になる」「1週間で専門家になる」など、目的別に速読術を使いこなすコツを紹介します。
引用元:Amazon
1冊を30分で読むためのたった3つのステップ
なぜたった30分で本を1冊読めるのか。
それそれ、それが一番気になるポイント
具体的な3つのステップ
- プレビュー(5分)
- 全ページを写真読み(5分)
- スキミング法(20分)
①プレビューで5分間
まず最初の5分間で、全体をみていきます。
本の表紙や帯、はじめにやあとがき。
あとがきには著者の思いがギュっと凝縮されていることがあります。
そして、特に目次はじっくりみて自分が得たい情報がどこにあるのか目星をつけていきます。
よく書店で本を選ぶときに行う方法ですね。
全部、読みたくなっちゃうんだけどね
てへへ
全ページを写真よみで5分間
次の5分間で全ページ写真よみをしていきます。
写真読みってなに??
全部のページを見開きで2秒間見ていく方法だそうです。
2秒間なので、もちろん読むというよりは「見ていく」感覚。
ひたすら感覚で「キーワード」を探していく。
ここでいう「キーワード」は、著者の訴えや読み手が求めている内容のことをさしています。
これは慣れが必要かもしれない
③スキミング法で20分間
最後の20分間にスキミング法で読んでいきます。
またまたスキミング法とは??と思ってしまいますが、
スキミングとは「さっとすくいとる」「ざっと読み取る」ことだそうです。
つまり「拾い読み」ですね。
①と②の10分間でえた自分なりの重要なポイント、本を読む目的をおさえながら文章全体を読み飛ばし、ポイントとなる箇所を精読していく方法です。
よくテストの時に行う方法と似ていますね。
最初に問題を確認して、本文をざっと読み、問題の解答に必要な部分を読んでいく。
最初に全体を把握したうえで、必要な部分を見ていく。
本書では「2割の力で読んで8割を得る」といっています。
これを「パレードの法則」というそうです。
読んで終わりにせずアウトプットしよう
インプットしたらアウトプットせよ
私がこの本を読んで一番重要だなと感じたところはここです。
本を読む目的は、情報をインプットして知識にするだけにはとどまらない。獲得した知識を活用して創造的にアウトプットすることこそ、最終的な目標なのだ。
~中略~
インプットのあとには、情報を知識にし、活用し、創造的にアウトプットする、という作業が残されている。
王様の速読術は、そこまで含めて初めて成り立つ。
引用元:「王様の速読術」
勉強でも、「教わったことを定着させるには、人に説明するとよい」と言われていることと同じですね。
アウトプットすることで、頭の中で本の内容を再考できるのですね。
「速読術」で効率よく目的をもってインプットした先にあるアウトプット。
私は小さいころから、このアウトプットが苦手だったので、このフレーズにぐぐぐっと勇気をもらいました。
そして小さい一歩でもよい。アウトプットを増やしていこうと決めたときから、あなたの日常生活、そして仕事、さらに人生までも少しずつ豊かになっていくはずだ。
引用元:「王様の速読術」
アウトプット法
よくある下記のような左脳的なアウトプット法。
- 思いついたことを箇条書きにする
- 報告書のような書式に書き込む
- ノートに書く
- データべースに入力する
- カードに書いて整理する
- 図解して整理する
でも面白みにかけるそうw
私はこのタイプだわ
そして思い付きタイプ
- 思いついたことをテープやICレコーダーに吹き込む
- いま得た情報を友達に話す
- 真っ白な画用紙にイラストや漫画付きで落書き的に表現してみる
- カラフルな色を使ったり、文字の大きさを変えたり、書体を変えたりして表現してみる
このような右脳的?なやり方と先に書いたような左脳的な方法、両方のやり方を行うのいいそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
本を30分で読む事ももちろん大事ですが、
「速読」でもっとも大事なことは「短い時間で必要な情報を習得していくこと」
著者は「世の中でもっとも重要なのは時間」と言っています。
そう。1日24時間しかないもんね。
そして、インプットを増やせば知識が増えると思って手にしたこの「速読書」から思わぬポイントをつかれたような気がしました。
私が逃げて避けていた部分
「アウトプット」
これを機会にアウトプットに力を入れてみたいなと思ったところです。
さいごまで読んで頂きありがとうございました