こんにちは。ぷっちです。
本日も、またまた最近マイブームになりつつある「速読」の本のご紹介です。
著者はテレビでも有名な明治大学で教員されている「齋藤孝」先生。
文学部の先生なので、とても読みやすい。
しかも、たくさんの本を興味深く紹介してくれるので、どんどん読みたい本が出てきてしまう。
そこで、やっぱりこの「速読」ができるようになりたいと。
本を読みたいけど、なかなか時間がとれない
本の読み方を学んでみたい
読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう
そんな私と同じ悩みを持っているあなたにおススメの1冊です。
齋藤先生は「速読術」ではなく「速読塾」とタイトルをつけています。
「塾というだけあって、構成は第1講から第5講まで。
では、さっそく紹介していきますね。
速読・多読はすばらしい
結論を先に言うと、「多読」するから「速読」ができるようになる!と齋藤先生は言っています。
どういうこと?
「速読」して「多読」したいんだけど、逆なの??
本を読み続けていると知識の土台ができ、2割を読んでも残りの8割の内容を理解できるそうなんです。
一を聞いて十を知る
と同じことかなぁ?
「速読」と「多読」の能力は「理解力」と表裏一体で、早く読めばたくさんの本を読める。たくさんの本を読めば、知識が広がる。それと同時に物事を理解する速度も加速的にアップしてきます。
引用元:齋藤孝の速読術
つまり、本をたくさん読むことにより知識が広がると、理解する速度もあがり、結果的に速読が可能になってくる。
「知っている内容」が増えれば、「知っている部分」は読む必要がないですからね。
やはり、まずは多読で知識のすそ野を広げていくこと徹するのが速読への近道のような気がします。
「速読・多読」のパワー、おそるべし!!
本を読む最終目標は使える概念をゲットする
齋藤先生は本を読んときの「理解力」のレベルをABCの3段階に分けています。
Cランク:本を読んでもすぐに忘れてしまう
Bランク:本の内容は把握できて「要約力」はあるが、「要約しておわり」
Aランク:新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案、見方が出せる力
ドキッ!
本を読んでしばらくすると、「この本に何が書かれてたんだっけ~」と読んだ本の内容を忘れてしまうことが多いんですよ(汗)これって本の内容が知識として得られてないってことですよね。
読んだらよみっぱなしだったわー
Aランクになるにはどうしたらいいの?
齋藤先生はBランクからAランクに上達するために、ひじょうに大事なポイントは
「表現するチャンスを逃さない」ことを勧めています。
「表現するチャンス」といっても、私たち一般人は齋藤先生のようにコメントを求められたり、発表したりという事はまずめったにないですよね。
なので、齋藤先生が勧めてる方法は「誰かに本の内容を説明する」こころづもりで本を読むこと。
齋藤先生もいつも「誰かに本の内容を説明する」こころづもりで本を読んでいるそうです。
「誰かに説明する」には、頭の中で本の内容を咀嚼し整理して、自分の中へ落とし込んでいく必要があります。
私は、昔からこの誰かに説明するのが大の苦手でした。
今でもだけど・・・
でも、この記憶に残る読書を心掛けたいなぁと強く思うようになりました。
まずは、このトレーニングですよね。
ブログでアウトプットするという事は理にかなっているのかな♪
そして、本を読むことの最終目標は「新しいものの考え方、ものの見方を得る事」
この新しいものの考え方、ものの見方をえるには「視点移動」が大切となります。
「視点移動」は、著者の目線や登場人物の目線で本を読んでみること。
自分の視点ではなく、著者の視点でみるため、これがなかなか忘れやすくしんどいう作業だと先生は言っています。
「視点移動」と書いたTシャツを着て、忘れないようにするそう
そして、得る事ができた「新しいものの見方や考え方」を間違ってもいいから、使ってみる事を勧めています。
これが非常に重要なポイントのようです。
例えば数学の勉強でも、公式を覚えただけでは何も得ていないですよね。
覚えた公式の中から、この問題ではどれば使えるのか。
使えるようになって初めて公式を理解したことになりますよね。
間違ってもいいと言ってもらえるとハードルが下がってやる気がでる!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
先日ご紹介した「王様の速読術」にも書かれていましたが
「2割の力で8割の情報を得る」
とあるように、本を読む目的意識をしっかりともって本にのぞむ事がポイント。
そして、最終的にはアウトプットしましょうということですね。
トレーニングあるのみね
私的にはこのアウトプットがかなりシンドイ作業ではあるのですが、
精進していきたいと思いました。
この本では他に下記のような内容も紹介されています。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。