「気づけば一日が家事で終わっていた…」
そんな日が続くと、心も体もくたびれてしまいますよね。
私も以前は、仕事・家事・家族の予定に追われる毎日でした。
いつも何かに追い立てられて、
「自分の時間なんて夢のまた夢」だと感じていました。

ほんとに毎日、家事で一日が終わっちゃう…。

私も同じだったよ。でも「やめ家事」で少し変わったの。
結論から言うと、家事の一部を「やめる勇気」が、
時間と心のゆとりを取り戻す第一歩でした。
この記事では、50代主婦の私が実際に試して効果を感じた
「やめてよかった家事」と、
時短・節約につながる考え方を紹介します。
ポイントは次の3つです。
- 毎日の“やらなきゃ”を少し手放す
- 家事を減らして自分時間を生み出す
- 空いた時間を、好きなことに使う
忙しさに追われる毎日から抜け出して、
ほんの少しのゆとりを取り戻したい方に、
きっと役立つ内容です。
家事を減らしたら人生がラクになった話
「家事をサボったら、家族に悪いかも…」
以前の私は、そんな罪悪感に縛られていました。
朝から晩まで動いているのに、
「私だけ休むなんて」と自分を責めていたんです。
でもある日、体調を崩して寝込んだことがきっかけで、
「全部を完璧にこなす必要はない」と気づきました。
思い切って、いくつかの家事をやめてみたんです。

えっ、やめたら家が回らなくならない?

意外と大丈夫!むしろ家族も協力的になったよ。
実際、毎日していた掃除を週末にまとめたり、
1汁3菜にこだわっていた夕食を簡単メニューに変えたり。
やめてみても、生活は少しも崩れませんでした。
むしろ時間と心に余白ができて、
家族との会話や自分の趣味を楽しむ時間が増えたんです。
「やめる」ことは、怠けることではなく
自分を大切にする選択なんだと実感しました。
今では、家事に追われていた頃よりもずっと
穏やかに毎日を過ごせています。
ほんの少しの工夫で、暮らしは驚くほど変わります。
やめ家事とは?主婦が時間を取り戻す新しい考え方
「やめ家事」という言葉を聞いたことはありますか?
最近SNSなどでも少しずつ広まってきていますが、
実はまだ知らない方も多いんです。
やめ家事とは、「やらなくてもいい家事を手放す」という考え方。
家族の笑顔を減らさずに、
自分の負担だけを軽くする暮らし方のことです。
これまで多くの主婦が
「丁寧にやることこそ正解」と思い込んできました。
でも、その完璧主義こそが、
私たちの時間と心のゆとりを奪っていたのです。

たしかに…全部きちんとやらなきゃって思っちゃう!

そうなの。でも少し手放すだけで、毎日が軽くなるよ。
「やめ家事」はサボることではなく、
「時間の使い方を整える新しい工夫」なんです。
たとえば、毎日の掃除を2日に1回にしたり、
買い物を週まとめに変えるだけでも、
1日30分〜1時間のゆとりが生まれます。
その時間を自分のために使えば、
気持ちが整い、笑顔で過ごせる時間が増えていきます。
家族にとっても、無理をしないお母さんのほうが
ずっと心地よい存在ですよね。
完璧を手放す勇気こそが、
50代からの暮らしを豊かにする第一歩です。
【実例】50代主婦が「やめてよかった家事」10選
ここからは、私が実際に「やめてよかった」と感じた
家事を10項目紹介します。
すべて試行錯誤の中で見つけた、
無理せず続けられる「やめ家事」の工夫です。
🧺 掃除編|週末まとめ掃除をやめて「毎日1か所ずつ」に
以前は「週末にまとめて掃除すれば効率的」と思っていました。
でも実際は、週末が掃除だけで終わってしまい、
体も気持ちもクタクタに。
そこで「1日1か所だけ掃除する」方法に変えました。
たとえば月曜は洗面所、火曜は玄関、
水曜はリビングなど、曜日で分けるだけ。
1回10分で終わる日も多く、無理なく続けられます。

まとめ掃除より気持ちに余裕ができそう♪

汚れがたまらないから、むしろきれいが保てるよ。
この方法にしてから、
週末は「完全オフの日」になり、心に余白が生まれました。
🛒 買い物編|週末まとめ買いをやめて「副菜まとめ+メイン柔軟型」に
「週末にまとめ買いすれば楽」と思っていましたが、
実際は冷凍処理や下ごしらえが意外と大変でした。
お肉や野菜をまとめて処理する作業で
週末の方が疲れてしまうことも。
そこで今は、「副菜だけ週末にまとめ買い」して、
メイン料理は特売を見ながら2日に1回ペース。
1回の買い物量が減って、冷蔵庫もスッキリしました。

まとめ買いが正解だと思ってた!

無理せず分けた方が、結果的にラクだったよ。
週末も平日もどちらも気楽に。
「がんばりすぎない買い物習慣」が心を軽くしてくれます。
🌿 植物・掃除用具編|「こまめな掃除・水やり」をやめて気楽に続ける
以前は「フィルター掃除はこまめにすべき」と思っていました。
でも実際は季節の入れ替えにしかしておらず、
それでも特に困らないことに気づいたんです。
今は「月に1回で十分」と割り切り、
無理に頻度を増やさないようにしています。
植物の水やりも、「ゴミ捨てのついで」に。
気づいたときに軽くやる程度で、じゅうぶん続けられます。

つい完璧にやらなきゃって思っちゃうけど…。

「Audible」を聴きながら庭の手入れをすると、
家事がリフレッシュ時間にもなるよ。
私は「やめ家事」で少し時間ができてから、
家事中に「オーディブル(Audible)」を聴くようになりました。
耳から本を楽しめるので、掃除や庭の手入れの時間が
ちょっとした癒やしに変わります。
▼詳しくはこちらの記事で紹介しています
大切なのは「手を抜くこと」ではなく、
「続けやすい形に変えること」。
暮らしにゆとりが生まれ、家事が楽しくなりました。
🍳 料理編|毎日何品も作らず「1日1菜+作り置き」で回す
以前は「毎日3品以上作らなきゃ」と思っていました。
でも実際は、夕方になると疲れきってしまい、
料理がストレスになることも多かったんです。
そこで考え方を変えて、「1日1菜だけ作る」ことにしました。
おかずを少し多めに作れば、
翌日やその次の日にも使えます。
前の日のお惣菜も自然に残っているので、
何日か分が無理なく回るようになりました。
忙しい日は「メイン料理だけの日」にして、
お肉や魚を焼くだけの簡単ごはんに。
逆に凝った料理を作る日は、
「1品だけで満足できる日」と決めています。

「1日1菜」なら続けられそう!

そうなの。シンプルな食事のほうが
身体にも優しかったりするしね。
「毎日たくさん作る」が当たり前だと思っていたけれど、
実はその方が疲れやすく、ムダも増えていました。
今では、「無理をしない食卓」が、
家族にも自分にもいちばんやさしい形だと感じています。
🍱 お弁当編|毎朝の手作りをやめて「朝食と兼ねる」
お弁当作りは「できるだけ朝に全部そろえなきゃ」と思いがちですが、
私は最初からすべてを朝に作るタイプではありませんでした。
それでも、毎朝のおかずを考えるだけでけっこう大変。
忙しい朝ほど、気持ちに余裕がなくなってしまいます。
そこで、前の日に作ったお惣菜を上手に使い回すようにしました。
「多めに作った副菜をお弁当にも朝食にも使う」ことで、
朝の準備がぐっとラクに。
温め直して詰めるだけの日もあります。

前の日のおかずを使えば、朝の時間が減らせるね!

うん。朝ごはんのおかずを少し多めに作って、
それをお弁当に詰めることもあるよ。
「作り置き」や「朝食との兼ね合わせ」を意識するだけで、
お弁当作りのハードルがぐっと下がります。
朝からバタバタしないだけで、1日が気持ちよく始まりますよ。
👕 洗濯編|毎日洗うのは続けて「たたむ」を手放す
「洗濯は毎日したいけれど、たたむのが面倒」
そう感じている人は多いのではないでしょうか。
私も以前は、家族全員分をたたんで片づけていました。
それだけで1日が終わる気がしていたんです。
そこで思い切って、「たたむ作業を各自に任せる」ことにしました。
洗い終わった服は人ごとに分けるだけ。
家族それぞれが自分の分をたたんで
しまうようにしています。
そして私自身も、下着やTシャツなど
しわにならない服はたたまずに引き出しへポン。
自分の分まで完璧にしないことで、
心にもゆとりができました。

自分の分まで気を抜けると気持ちがラクだね!

うん。タオルなどの共有物だけは私が担当。
全員分をしないだけで本当に楽になったの。
「全部自分でやらなきゃ」と思っていた頃より、
ずっと気持ちが軽くなりました。
たたむのをやめても家はまわる。
家族が少しずつ協力してくれることで、
家事のストレスがやわらぎます。
🧽 片付け編|収納グッズを買うのをやめて「置きっぱなし防止策」へ
以前は「片付け上手になるには収納グッズが必要」と思っていました。
けれど実際は、収納を増やすほどモノの置き場が増え、
かえって散らかってしまうことも多かったんです。
そこで考え方を変えて、「今ある収納を使い回す」ようにしました。
収納場所が足りないときは、「モノを減らしてスペースを作る」ようにしています。
結果として、収納グッズもモノも減り、
家の中がすっきり見えるようになりました。
よく使うものはカゴやトレーにまとめて、
「置きっぱなしにならない仕組み」を意識しています。

新しく買わなくても、家の中に使えるものって意外とあるね!

そうなの。「減らす」と「使い回す」を意識するだけで、
片付けがすごくラクになったよ。
片付けは「増やす」より「見直す」が近道。
収納を増やさずに整えることで、
管理の手間もストレスも自然と減りました。
📄 書類管理編|「紙の家計簿」をやめてマネーフォワードMEに変更
正直、最初は「口座をつなげるのが不安」でした。
でも考えてみると、振込などのお金が動く操作には
各金融機関のワンタイムパスワード等が必要。
アプリ側は「残高や明細を見せるための連携」だと理解して、始めました。
使い始めは無料版。
すると「連携できる口座数」や「過去データの閲覧期間」に制限があり、
家計全体を把握し切れない場面が出てきました。
そこで思い切って有料(プレミアム)へ切り替え。
今は「全口座を無制限で連携」できて、
「ワンクリックで一括更新」も可能。
「1年以上前の履歴も遡って見られる」ので、
家計の流れがまるっと見えて本当に快適です。
通知も便利。
残高不足や引き落としのアラート、
カード請求の予告通知まで届くので、
支払いミスの不安が減りました。
運用はシンプル。
現金払いは私が「現金だけ手入力」。
日常は「キャッシュレス中心」でポイントも貯まります。
「紙の家計簿」を続けるより、正確で時短になりました。

便利そう!でもPayPayって連携できないんだよね?

そうなの。QRコード決済とは連携できないけど、
私は「PayPayのクレジットカード」にして回避してるよ。
カード払いなら自動で反映されるからね。
手書きの家計簿をつけなくても、
アプリがすべての支出と収入を管理してくれる。
「やめ家事」なのに、家計はむしろ整う。
そんな頼もしい時短ツールです。
💰 やめ家事は節約にもつながる!ムダを減らす仕組み
「やめ家事」は時間だけでなく、
お金のムダも自然と減らしてくれます。
手間を減らす=買いすぎない・使いすぎない、
という節約のサイクルが生まれるからです。
たとえば、料理を「1日1菜+作り置き」にしたら、
食材を使い切れるようになり、
冷蔵庫の賞味期限切れがゼロに近づきました。
まとめ買いをやめて、2日に1回の買い物に変えたことで、
特売に惑わされる回数も減りました。
洗濯も「たたむをやめて分担」することで、
家族それぞれが自分の衣類を把握するようになり、
ムダな買い足しがなくなりました。
結果として、洗剤の減りもゆるやかに。
さらに、マネーフォワードMEで家計を「見える化」したことで、
「どこにお金を使っているか」がすぐわかり、
光熱費やサブスクなどの固定費見直しもスムーズに。

「時短」がそのまま「節約」に変わるのってすごいね!

そうなの。ムダを減らしたら、自然と
「使わないお金」が増えていくのよ。
「やめる=手抜き」ではなく、
「やめる=ムダを見直す」こと。
家事もお金も、頑張り方を少し変えるだけで
暮らし全体がぐっと軽くなります。
📋 まとめ表|50代主婦が実践する「やめ家事10選」と効果
ここまで紹介した「やめ家事」を一覧にしました。
どれも「やめる」というより、「時間と気持ちを整える工夫」です。
気になるところから、ぜひ取り入れてみてください。
やめ家事の内容 | 工夫・ポイント | 得られる効果 |
---|---|---|
料理編 「1日1菜+作り置き」 | 多めに作って数日まわす。 メインだけの日もOK。 | 時間短縮/食材のムダ減/気持ちがラクに |
お弁当編 「朝食と兼ねる」 | 前日の副菜を活用。 朝ごはんを多めに作って取り分け。 | 朝の時短/洗い物減/手間の軽減 |
洗濯編 「たたむをやめて分担」 | 人ごとに分けるだけ。 自分の服はたたまず引き出しへ。 | 家族の協力アップ/時間短縮/負担軽減 |
片付け編 「収納グッズを増やさない」 | 今あるものを使い回す。 収納が足りなければモノを減らす。 | スッキリ空間/モノの管理がラク |
書類管理編 「紙の家計簿をやめる」 | 『マネーフォワードME』で自動管理。 有料版で全口座を見える化。 | 家計の把握/固定費削減/安心感 |
掃除編 「週末まとめ掃除をやめる」 | 毎日1か所だけ掃除。 小分けにして週末を空ける。 | 負担軽減/部屋をキープしやすい |
買い物編 「週末まとめ買いをやめる」 | 副菜はまとめ買い、 メインは2日に1回で調整。 | 冷凍処理の手間減/特売に振り回されない |
ガーデン編 「完璧を目指さない」 | 水やりはゴミ出しのついで。 オーディブルを聴きながら楽しく。 | 気分転換/続けやすい習慣化 |
マインド編 「完璧主義をやめる」 | “ほどよくでいい”を合言葉に。 頑張り方を整える。 | 心のゆとり/笑顔が増える |
+α 「やめ家事で生まれた時間を自分に使う」 | ブログ・読書・Audibleなど、 自分の時間を楽しむ。 | 自己充実/副業や趣味に時間が使える |
「やめる」とは、投げ出すことではなく、
自分の時間とエネルギーを整える選択です。
今日の「ひとつのやめ家事」が、
明日の笑顔につながります。
まとめ|50代主婦こそ「やめ家事」で心と時間のゆとりを
「やめ家事」は、決してサボることではありません。
「時間の使い方を整える新しい工夫」です。
少し手を抜くことで、自分にも家族にもやさしい暮らし方が見えてきます。
料理も掃除も洗濯も、完璧を目指さなくて大丈夫。
やめても家はまわるし、家族も案外、協力してくれます。
むしろ頑張りすぎていた頃より、笑顔が増えました。
そして、浮いた時間で
「やってみたかったこと」に手を伸ばせるようになります。
私の場合は、その時間をブログや読書に使うようになり、
心にもゆとりが生まれました。

「やめる」って、悪いことじゃないんだね!

うん。がんばり方を変えるだけで、
暮らしがぐっとラクになるの。
毎日を少しずつ軽くしていくことで、
気づけば心も前向きに。
「やめ家事」で生まれた時間を、
自分らしい暮らしや夢に使っていきましょう。
これからは、「がんばらない家事」で豊かに暮らす。
その第一歩が「やめ家事」です。
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どれも「時間を生み出して、自分の時間を大切にする」ための記事です。
気になるテーマから読んでみてくださいね。
ぴょん: 家事もブログも、がんばりすぎないのが長続きのコツだね♪

うん。BoYataスタンドやオーディブルも、
「やめ家事」と同じで「自分をラクにする工夫」なんだよ。

時間を整えれば、暮らしも整う。
次はあなたも「自分にやさしい時間づくり」をはじめましょう。