ブログを始めたときは、「これからたくさん書くぞ!」とやる気に満ちていました。
でも現実は
——家事やパートに追われてパソコンを開けない日が続いたり、アクセスが少なくて気持ちが沈んだり。
気づけば「また書けなかった…」と落ち込むこともありますよね。
私も同じでした。
最初のうちは毎日更新を目指していたけれど、生活との両立は想像以上に大変。
続けたい気持ちはあるのに、モチベーションが上がらない時期が何度もありました。
でも今は、無理せず「続けられる仕組み」を作ることで、少しずつ記事を増やせるようになりました。
やる気ではなく習慣で動く。
気持ちが切れたら小さなご褒美でリセットする。
そんな工夫でブログを続けられるようになったんです。
この記事では、私が実際に試して効果を感じた「ブログを続けるコツ」を、主婦ブロガーの等身大目線でお伝えします。
「また書けるようになりたい」「楽しみながら続けたい」と思う方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

最近、書く気が起きなくて…。どうしたら続けられるのかな?

大丈夫。モチベを保つコツは「根性」じゃなくて「仕組み」だよ。
ブログが続かない本当の理由
「ブログを続けるコツ」を調べても、なかなか実践できない…。
そんなとき、自分を責めていませんか?
でも実は、続けられないのは意志が弱いからではなく、仕組みが合っていないだけなんです。
まずは「なぜ続かないのか」をやさしく整理してみましょう。
① 毎日更新しなきゃ!と力みすぎているから
ブログを始めたばかりの頃は、「毎日書かないと意味がない」と思っていました。
ネットにも1日1記事投稿しよう!とかよく見かけますよね。
でも、家事やパートの合間に毎日更新するのは正直むずかしい。
最初に張り切りすぎて、あとで燃え尽きてしまうパターンも多いんです。
大切なのは、「少しでも前に進むこと」。
たとえば、タイトルだけ考える日・写真を撮る日・見出しを3つ書く日。
完璧を求めず、できる範囲で動くことが「続ける第一歩」になります。

毎日更新できないと意味ない気がしてた…

ううん。週1でも続けていれば、それが一番の勝ちパターンだよ。
② 結果を急ぎすぎて焦ってしまうから
「もう3か月も続けてるのにアクセスが増えない…」
「このまま書いてても意味あるのかな?」
そう感じてしまうのは、がんばっている証拠です。
でも、ブログの成果は少しずつ積み上がるもの。
書いた記事がGoogleに評価されるまでには、時間がかかります。
焦るよりも、「今は育てている期間なんだ」と思っておくと心がラクになります。
アクセスゼロの時期も、ムダではありません。
実際に私も、最初の半年はアクセスがほぼゼロ。
でも、その間に
・WordPressの使い方を覚えた
・Canvaでアイキャッチを作れるようになった
・文章構成の型を知った(参考:ブログ構成テンプレ集)
と、スキルがどんどん身につきました。

数字が増えないと、やっぱり不安になるよね…

うん。でも「見えない成長」もちゃんと進んでるから大丈夫。
③ 書く目的があいまいになってしまうから
最初は「収益を得たい」「好きなことを発信したい」と思っていたのに、
続けているうちに「何を書いたらいいのか分からない」と迷子になること、ありませんか?
そんなときは、もう一度「自分がブログを始めた理由」を見つめ直してみてください。
・家計を少しでも助けたい
・年をとっても続けられる副業を持ちたい
・誰かの役に立つ記事を書きたい
——どんな理由でもいいんです。
目的がハッキリすると、「今日は進めなくても、明日また書こう」という気持ちが戻ってきます。

「何のために書くか」がブレると、やる気も下がっちゃうね。

そう。自分の中に「ちいさな目的地」を置いておくのが大事だよ。
続けること自体が成果になる理由
「アクセスがない」「収益が出ない」「誰にも言えない」──。
そんな静かな挑戦をしている方は、きっと多いと思います。
私も、まだ家族にはブログのことを話していません。
自信がないというより、「ちゃんと形になってから話したい」という気持ちのほうが大きいんです。
もし収益が出なかったらどうしよう、と怖くて口に出せない部分もあります。
でも、そんな中でも続けている自分を少しずつ誇れるようになってきました。
アクセスがゼロの日も、思うように進まない日もあるけれど、「諦めなかった日」が積み重なっている
──それがもう、小さな成果だと思うんです。

誰にも言わずに続けてるって、なんかすごいね…

うん。静かに続けるって、実は一番むずかしいけど、一番強いことだよ。
①「アクセスゼロの日々」が教えてくれたこと
アクセスがない時期は、自分を否定されたような気持ちになってしまうこともありました。
でも、半年書き続けて気づいたのは、「アクセスゼロの間こそ成長していた」ということ。
最初は見よう見まねで書いていたWordPressの記事も、今では少しずつ装飾や構成を意識できるようになりました。
最初は見よう見まねで書いていたWordPressの記事も、今では少しずつ装飾や構成を意識できるようになりました。
WordPressの基本操作やCocoonの設定も、少しずつ慣れていくと楽しくなりますよ。
まだ不安な方は、こちらで基礎から確認できます。→ 50代からのワードプレスデビューガイド
アイキャッチを作るために始めたCanvaも、最初は戸惑いながら。
でも続けているうちに「この色合いが好き」「こういう雰囲気が合う」と、自分の「らしさ」を出せるようになりました。
②「できないこと」が減っていく喜び
以前は「私には無理」と思っていたのに、今は少しずつ「できること」が増えています。
見出しの書き方を工夫したり、アイキャッチを作ったり
──それだけで自分を褒めたくなる瞬間があります。
たとえ収益がまだなくても、昨日より今日の自分が少し成長している。
この小さな実感が、続けるいちばんのエネルギーになっています。

数字じゃなくて、「できること」が成果なんだね。

そう。見えないところで自分が変わってる、それが一番大事なの。
③ ブログを通して、自分の世界が少し広がった
最近は、日常の中に「記事のタネ」を見つけることが増えました。
家事や買い物、家族との会話の中で「これ、記事にできるかも」と思う瞬間があるんです。
以前はただの毎日だった時間が、今では少しだけ特別に感じられます。
観察する目が育ち、暮らしの中に「発見」が増える
──それもブログを続けたからこその変化です。
そして何より、「続けている自分」を好きになれたこと。
誰にも言えない小さな挑戦だけど、心の中ではしっかり灯がともっています。

誰にも言ってないのに、ちゃんと続けてるって素敵だね。

うん。静かに続けてる時間こそ、自分を育ててくれてる気がするよ。
習慣化するための具体策3つ
「やる気が出たときだけ書く」だと、どうしても波がありますよね。
だからこそ、ブログは「気合いで続ける」より「仕組みで続ける」ことが大切です。
ここでは、私が実際に試して効果を感じた「続けるための3つの工夫」をご紹介します。
どれも特別な努力はいりません。
生活の流れにちょっと組み込むだけでOKです。
① トリガーを作る(家事のあとに書く)
「朝9時に書く」と時間を決めるよりも、「〇〇したら書く」というルールに変えるのがおすすめです。
これを「トリガー(きっかけ)」と呼びます。
- 朝のコーヒーを淹れたら、パソコンを開く
- 洗濯機を回したら、見出しを3つ書く
- 夕飯の下ごしらえを終えたら、Canvaでアイキャッチを作る
時間より「流れ」で動くほうが、主婦には合っている気がします。
日常のリズムに紐づけてしまえば、「やらなきゃ」より「ついでにやろう」の気持ちで続けられます。

「ついでに」って考えると気がラクだね!

そうそう。「トリガー習慣」は主婦ブロガーの最強アイテムだよ。
② ミニタスク化で「できた!」を積み重ねる
「1記事書き上げよう」と思うと、どうしてもハードルが高く感じてしまいます。
でも、作業を5〜15分で終わる「ミニタスク」に分けると、気持ちがグッとラクになります。
- 今日はタイトル候補を5つ考えるだけ
- 明日はH2見出しを3つ並べるだけ(参考:ブログ構成テンプレ集)
- あさっては導入文を300文字だけ書く
それだけで「今日も進んだ」という満足感が生まれます。
そして不思議なことに、「少しだけ」と思って始めた日は、意外と勢いがついて進むことも多いんです。

「全部書かなきゃ」をやめたら気が軽くなりそう!

そう。小さく進めると、結果的に大きく積み上がるんだよ。
③ テンプレ化・ルーティンで迷わない仕組みを作る
「何を書こう…」と悩む時間が長いと、モチベーションはどんどん下がります。
だから私は、記事の型をいくつか決めておいて、その枠に沿って書くようにしています。
たとえば、次の3つの型を使い分けるだけでも、ぐっと書きやすくなります。
- FAQ型:質問→答え(例:「ブログはどのくらいでアクセスが増えるの?」)
- HowTo型:手順→コツ(例:「ブログを続ける習慣を作る5ステップ」)
- レビュー型:体験→感想→おすすめ(例:「Canvaを使ってみて感じたこと」)
型が決まると、あとは中身を埋めるだけ。
構成に迷う時間が減ると、書くハードルも下がります。
記事の型がわからないときは、ブログ構成テンプレ集で自分に合う形を探してみてください。

「型」があると安心だね。作文みたいに枠がある感じ!

うん。迷わない仕組みを作ると、ブログはずっと続けやすくなるよ。
モチベーションを下げずに続ける工夫
ブログを続けていると、ふと「もう今日は書かなくてもいいかな…」と思う日がありますよね。
そんなときこそ、気持ちをゼロにしない工夫が大切です。
ここでは、私が「気分が落ちそうなとき」に実践している3つの方法をご紹介します。
① 小さなご褒美を用意しておく
主婦ブロガーにとって、ブログは「長距離走」。
だからこそ、途中で息切れしないように小さなご褒美をあらかじめ決めておくのがおすすめです。
- 1記事書けたら → 甘いスイーツタイム
- 3日続けられたら → カフェで下書き整理
- 10記事達成したら → お気に入りのノートを新調
「成果」に対してではなく、「行動」にご褒美を与えるのがポイント。
「やった自分」をしっかり認めることで、次のやる気が自然と湧いてきます。

アクセスが増えたらご褒美…じゃダメかな?

もちろんOKだけど、アクセスは自分でコントロールできないから、
まずは「行動のご褒美」からが続けやすいよ。
② 「見える化」で達成感を感じる
ブログの進み具合って、数字だけでは分かりにくいですよね。
だからこそ、自分の成長を「見える形」で残すと、やる気が長持ちします。
おすすめはこの3つ:
- 記事カウント表:カレンダーに公開日を〇印。塗りつぶしていくのが快感です。
- 進捗メモ:スプレッドシートに「タイトル/公開日/一言メモ」を書く。
- Canvaカード:1か月の目標と達成メモを1枚の画像にして保存。
これだけで「少しずつ前に進んでる」が実感できます。
疲れた日は、チェックを入れるだけでもOK。
「やめなかった自分」を残していくことが、未来のモチベーションになります。

「進んでる感」があると、やる気が戻ってくるね!

そう。見えると嬉しい。嬉しいと続く。小さな循環ができるよ。
③ ネタ探しは「観察メモ」でラクにする
「書くネタが思いつかない…」という時期は誰にでもあります。
でも、ネタを「探す」よりも「気づく」に変えるだけで、グッとラクになります。
私は、スマホのメモアプリに「記事のタネ」フォルダを作っています。
名詞+一言でメモするのがコツ。たとえば、
- スーパーで見つけたお得情報
- 最近ラクになった家事グッズ
- 気づいた節約アイデア
- 本やテレビで心に残った言葉
- 最近購入した人にちょっとすすめたい物
このメモをもとに、「どうして良かったのか」「どんな人におすすめか」を書けば、立派なブログ記事になります。
記事構成に悩んだときは、質問形式で伝わる記事の作り方や、HowTo型ブログ構成の作り方も参考にしてみてください。

「名詞+一言メモ」なら、すぐに書けそう!

そう。日常の中で気づきを拾うだけで、ネタ切れしなくなるよ。
書けない日・挫折しそうな時の対処法
「もうダメかも…」と思う日は、どんな人にもあります。
私も何度も「今日はやめようかな」と思ったことがあります。
でも、不思議と「完全にやめよう」とは思わなかったんです。
心のどこかで、きっと「もう一度書きたい」と思っていたから。
そして、今やめてしまうと本当に終わってしまう気がしました。
「ここで終わらせたくない」という気持ちが、もう一度パソコンを開かせてくれたんです。
ブログを続けている人の体験談を読むと、みんな口をそろえて言います。
「続ければ必ず成果が出る」「続ける人は本当に少ないからこそチャンスがある」って。
その言葉に何度も励まされました。
だから私も、「続ける側」になってみたい。
今はまだ小さな一歩かもしれませんが、「やめなかった」という積み重ねが、きっと力になると信じています。
それでも、どうしても気持ちが落ちる日はあります。
そんなときは、無理に頑張ろうとしなくて大丈夫。
ただ少しだけ戻れる仕組みを持っておくと、また自然に書けるようになります。
① 「1分だけ」ルールで再スタート
やる気がゼロの日は、最初の一歩がとにかく重いですよね。
そんなときは「1分だけやって終わり」ルールを使います。
たとえば、WordPressを開いて「新規追加」をクリックするだけ。
タイトルを1行入れて閉じてもOK。
不思議なもので、1分だけ触ると「もうちょっとやろうかな」という気持ちがわいてくることがあります。

1分だけならできる気がする!

うん。行動のハードルを下げると、気持ちも動きやすくなるんだよ。
② 過去記事を読み返して「成長」を感じる
新しい記事が書けないときは、過去記事を読み返すのもおすすめです。
「この頃はまだ見出しもなかったな」「今は文章が少し読みやすくなったかも」
──そんな気づきが、落ちた気持ちをそっと上げてくれます。
リライト(加筆・修正)できそうな部分があれば、1行でも書き足してみましょう。
記事をゼロから書かなくても、「改善」も立派な前進です。
リライトの基本を確認したい方は、初心者でもできるブログリライトのコツで手順をチェックしてみてください。

昔の記事を読むの、ちょっと恥ずかしいけど…

それも成長の証拠だよ。あの頃の自分がいたから、今があるんだもん。
③「書けない」を「感じる日」に変える
何も書けない日は、無理にパソコンに向かわなくても大丈夫。
そんな日は、「感じる日」に変えてみましょう。
好きな音楽を聴いたり、外を散歩したり、カフェで他の人のブログを読んでみたり。
文章から少し離れて「インプット」を増やす時間にするのも立派なブログ活動です。
気持ちが整ったら、スマホのメモに「今日感じたこと」を一言書いておく。
それが次の記事のタネになることもあります。

休んでても、ちゃんとブログにつながってるんだね。

そう。「書かない時間」も、ブログを育てる大切な一部なんだよ。
④ 「アクセスがなくても意味がある」と思い出す
アクセスが少ない時期は、「このまま続けていいのかな」と不安になりますよね。
でも、その気持ちを乗り越えると、見える景色が変わります。
以前の記事(アクセスがゼロでも書き続ける理由|主婦ブロガーが見つけた小さな希望)でも書きましたが、
アクセスがない時期ほど、スキルと考える力が育つ期間なんです。
「まだ誰も読んでいないようで、未来の読者を育てている」
──そう思えると、書くことが少しだけ楽になります。

“未来の読者を育ててる”って、いい言葉だね。

うん。今の一記事が、半年後の「誰かの検索結果」になるかもしれないよ。
まとめ|ブログは「数字」ではなく「記録」と「つながり」
ブログを続ける理由は、人それぞれ違います。
収益を得たい、誰かの役に立ちたい、自分の気持ちを整理したい──。
どんな理由でも、その想いがあるだけで十分なんだと思います。
アクセスが少なくても、誰にも知られなくても、
ブログは自分の歩みを記録できる場所です。
半年後、1年後に読み返したとき、きっと今より少し成長した自分に気づけるはず。
そして何より、ブログを通して出会える「つながり」があります。
同じように悩みながら続けている仲間、コメントをくれた読者、
過去の自分
──そのすべてが、あなたのブログを支えてくれる存在です。

アクセスがなくても、ちゃんと意味があるんだね。

うん。数字より大切なのは、「続けた記録」と「つながる心」だよ。
これからブログを続けるあなたへ
今日書けなくても、明日1行だけでも大丈夫。
どんな形でも、続けることがいちばんの力になります。
最初は誰にも読まれなくても、
その記事がいつか誰かの背中をそっと押す日がきっと来ます。
だから焦らず、自分のペースで続けていきましょう。
もし書く内容に迷ったときは、読まれるリード文の書き方や、
レビュー記事の書き方も参考にしてみてください。
「私にもできるかも」と思えるような小さなコツを、たくさんまとめています。
あなたの1記事が、誰かの希望になります。
そしてその誰かが、また次の誰かを勇気づける。
ブログって、そんな「やさしいリレーのようなつながり」が生まれる世界なんです。

数字がなくても、ちゃんと意味があるって思えるようになったよ。

それが一番大事。焦らず、ゆっくり、自分のペースでね。


