耳で本を楽しむスタイルは、今や特別なものではなくなりました。
料理をしながら、移動しながら、ほんの少しのスキマ時間でも本の世界に入れる――
それがオーディオブックの最大の魅力です。
その中でも、日本でよく名前が挙がるのが Audible と audiobook.jp。
どちらも人気ですが、料金のしくみや聴ける本のジャンル、アプリの操作感には違いがあります。

Audibleとaudiobook.jpって、どう違うの?

料金プランや作品数などを比較すると、
それぞれの強みが見えてきますよ
この記事では、主婦の目線に立って両サービスをやさしく整理。
「コスパを重視したい」「使いやすさを優先したい」など、
生活スタイルに合った選び方のヒントをお届けします。
Audible(オーディブル)とaudiobook.jpの料金・仕組み比較
本を耳で楽しむサービスを選ぶとき、やっぱり一番気になるのは「毎月いくらかかるの?」という点ではないでしょうか。
家計に直結する部分だから、しっかり確認しておきたいところです。
項目 | Audible | audiobook.jp |
---|---|---|
月額プラン | 月額1,500円で聴き放題(プレミアムプラン) 月額880円で毎月1冊選べる(スタンダードプラン) | 月額1,330円で聴き放題 または年額9,990円(約833円/月) |
ポイント制度 | なし | 月額会員プランで毎月ポイント付与 例:月額1,100円で1,220ポイント 1ポイント=1円として本の購入に利用可能 実質10~20%お得に購入できる仕組み |
チケット制度 | なし(以前は1冊交換制があったが廃止) ※スタンダードプランは「1冊付与制」 | 1冊と交換できるチケット制 1枚1,500円で1冊と交換可能 2枚なら2,900円で2冊分 値段が高い本ほどお得に交換できる「回数券」的な制度 |
単品購入 | あり(定価購入、一部割引あり) | あり(ポイント利用または現金払いで購入可能) |
解説
- ポイント制度(audiobook.jp)
毎月の支払いで「ボーナスポイント」がもらえる仕組みです。
550円〜33,000円まで幅広いコースがあり、支払額よりも多くのポイントが付与されるため、実質的に割引価格で本が購入できます。ちょうど「電子マネーをチャージして少し多めに還元される」イメージです。
- チケット制度(audiobook.jp)
金額に関係なく1冊と交換できるチケットを購入できます。
特に定価が2,000円以上する高額な本を選ぶと割安感が大きく、家計にも優しい制度です。「商品引換券」や「回数券」に近い仕組みで、無駄なく本を選べます。
主婦目線でのまとめ
- シンプルで迷わず使いたい → Audible
- 長く続けて節約したい → audiobook.jp
オーディブルは 月額1,500円のシンプルな聴き放題なので、料金体系で迷うことがなく、わかりやすいのが安心ポイントです。
一方でaudiobook.jpは ポイント制やチケット制を活用するとお得に使えるのが魅力。
ただし、プランが多い分、仕組みを理解するのに少し時間がかかるかもしれません。
私自身は「どうしても手元に置いておきたい本は紙の本で買いたい」と思うタイプ。
そのため、オーディオブックは 読み放題を使って“気になる本を探す場”として活用し、本当に大切にしたい作品は実物の本で残す、という使い方が合っている気がします。

「固定費を抑えたいけど、
わかりやすさも大事…迷うなぁ」

30日無料で試して、
家計に合うか比べてみれば安心だよ!」
Audibleの料金については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
月額1,500円のシンプルなプランの仕組みや、実際にどれくらいお得に使えるかを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
無料体験期間と条件の比較
お金を払う前に「自分に合うかどうか」を試せるのが無料体験。
主婦にとっては、無駄な出費を避けられる大切な仕組みです。
Audibleとaudiobook.jpでは、この期間や条件にちがいがあります。
Audibleの無料体験
- 初回登録で 30日間無料
- 期間中は聴き放題対象のすべての本を楽しめる
- 無料期間内に解約すれば料金はかからない
時間をかけてじっくり試したい人にぴったりです。
audiobook.jpの無料体験
- 聴き放題プランは 14日間無料
- 初めての登録者のみ対象
- 無料期間内に解約すれば料金は発生しない
短めですが、そのぶん気軽に試せるのが特長です。
両サービスの無料体験について整理すると、次のようになります。
無料体験の比較表
サービス | 無料体験期間 | 条件 |
---|---|---|
Audible | 30日間 | 初回登録のみ |
audiobook.jp | 14日間 | 初回登録のみ |
主婦目線でのまとめ
- じっくり試して決めたい → Audible
- 短期間で気軽に体験したい → audiobook.jp

長めに試せると安心だけど、
14日でも十分かな

どちらも無料で解約できるから、
気軽に挑戦できるよ!
配信作品数とジャンルの違い
オーディオブックを選ぶとき、「どんな本が聴けるか」はとても大切な基準です。
Audibleとaudiobook.jpでは、配信数や得意ジャンルに違いがあります。
Audibleの配信作品とジャンル
- 世界規模で 90万冊以上 を配信
- 数十万冊が聴き放題対象
- 洋書、海外小説、エンタメ系が豊富
- 有名俳優や著名人が朗読する作品も多い
海外文学や翻訳ものを楽しみたい人におすすめです。
audiobook.jpの配信作品とジャンル
- 聴き放題対象は 1万5,000冊以上
- 日本語のビジネス書や自己啓発書が中心
- 実用書、小説、落語や講演など幅広い音声コンテンツ
- 日本人声優やナレーターによる朗読が多く聞きやすい
国内の本を中心に「学び」を深めたい人に向いています。
両サービスの違いを整理すると次のようになります。
配信作品・ジャンルの比較表
サービス | 配信作品数 | 得意ジャンル |
---|---|---|
Audible | 約90万冊以上 | 洋書・海外小説・エンタメ |
audiobook.jp | 約1万5,000冊以上 | 日本語ビジネス書・自己啓発書 |
主婦目線でのまとめ
- 海外の物語や有名人の朗読を楽しみたい → Audible
- 日本語の実用書や勉強に役立つ本を聴きたい → audiobook.jp

物語を楽しむならAudible、
勉強にはaudiobook.jpが良さそうね

そうそう、自分の目的に
合わせて選ぶと失敗しないよ!
ナレーション・声優で選ぶなら? Audible(オーディブル) とaudiobook.jp を比べてみた
オーディオブックを選ぶとき、「誰の声で聴くか」も大切な基準になります。
ここでは Audible(オーディブル)とaudiobook.jp 、それぞれの特色を比較します。
サービス | 特徴 | 実例となるナレーター常連 |
---|---|---|
Audible(オーディブル) | 俳優・声優の朗読が豊富。村上春樹作品なども豪華キャスティング。 | 高橋一生(『騎士団長殺し』)、向井理(『多崎つくる』)、妻夫木聡(『ノルウェイの森』)、中井貴一(『猫を棄てる…』)など多数 |
audiobook.jp | プロのナレーター・声優による丁寧な朗読。複数声優の共演作品もあり。 | 登場人物ごとに声が違う演出や背景音あり、臨場感がある。 |
Audible(オーディブル) の魅力:声の「顔ぶれの豪華さ」で選ぶ
Audibleでは、検索画面で「ナレーター名(声優・俳優)」を入力して作品を探せる仕様になっています。
まるで「好きな声で本を選ぶ扉」がサイトにあるような感覚です。
この検索機能によって、ファンは推しの声をすぐ見つけられるため、「俳優・声優で選ぶ」楽しさが高まります。
以下はその一部です:
- 『傲慢と善良』/ナレーター:雨宮天、松岡禎丞
- 『ピエタ』/ナレーター:小泉今日子
- 『ツバキ文具店』/ナレーター:多部未華子
- 『黄金の刻』/ナレーター:三木眞一郎
これらはすべて公式「俳優・声優朗読特集」で紹介されている作品です。
さらに、有名声優・俳優の名前で検索すれば下記のような声で作品を探せます:
▶花澤香菜、平川正三、斎藤千和、高橋一生、榎木淳弥、諏訪部順一、神谷浩史、中井貴一 など
声優や俳優のファンなら、声を聴くだけでもワクワクする、「声で選ぶ」面白さがあるサービスです。
audiobook.jp の特徴:丁寧な朗読と演出で物語に没入
audiobook.jpは、「プロのナレーターや声優による、聴きやすく丁寧な日本語朗読」を公式に掲げています。
- 小説では登場人物によって声色を変えたり、シーンに合わせてBGMを入れたりする演出も。
- まるでドラマのような臨場感を味わえます。
声をきちんと理解しやすく、複数人の声の区別がつきやすい構成なので、「ながら聴き」でも安心して物語に浸れます。
主婦目線の選び方まとめ
- 「好きな俳優や声優の声で楽しみたい」なら → Audible
俳優・声優ファンにはたまらないラインナップと体験があります。 - 「物語に集中したい・読みやすさ重視」なら → audiobook.jp
ナレーターと演出による聴きやすさと臨場感が安心感につながります。

有名な声の人が読む本って、特別な感じ!

Audibleはその点が強み。
じっくり内容を聴きたい時はaudiobook.jpの丁寧な朗読もいいですね
アプリの使いやすさを比べる:Audible(オーディブル) vs audiobook.jp
オーディオブックを続けるには、料金や作品数だけでなく、アプリの使いやすさも重要です。
操作が分かりにくいと習慣にならず、結局使わなくなってしまうことも。
ここでは両サービスの機能を整理してみます。
Audible(オーディブル) のアプリ機能
- iOS、Android、PC、Kindleなど幅広く対応
- ブックマーク機能で聴いた場所をすぐに記録できる
- 倍速再生は0.5倍〜3.5倍まで細かく調整可能
- スリープタイマーで寝る前の利用も安心
- 複数の端末で同期でき、スマホで途中まで聴いてPCで続きから再生が可能
→ シンプルで直感的、初めてでも迷わない操作感が特徴です。
audiobook.jp のアプリ機能
- iOS、Androidに対応(PCはWeb視聴のみ)
- 倍速再生は0.5倍〜4倍まで対応、Audibleより速い設定も可能
- ブックマーク・しおり機能で学習や調べものにも便利
- オフライン再生に対応しており、Wi-Fiがなくても利用可
- 一方でレビューでは「動作が重い」と感じる人も少なくありません
→ 機能は豊富ですが、操作の快適さは端末環境によって差が出やすい印象です。
アプリ機能の比較表
機能 | Audible | audiobook.jp |
---|---|---|
対応端末 | iOS / Android / PC / Kindle | iOS / Android (PCはWeb再生) |
倍速再生 | 0.5〜3.5倍 | 0.5〜4倍 |
ブックマーク | あり | あり |
スリープタイマー | あり | あり |
オフライン再生 | あり | あり |
同期機能 | 複数端末で同期可 | 基本は1端末利用が中心 |
主婦目線のまとめ
- 「操作を迷わず、スムーズに聴きたい」 → Audible
- 「学習や倍速再生を重視したい」 → audiobook.jp

寝る前に聴くなら、タイマーは必須だね

そうそう、どちらもタイマー機能はあるから安心。
操作のシンプルさならAudible、
速聴トレーニングならaudiobook.jpが便利だよ
解約後に残る作品はある?Audibleとaudiobook.jpの違い
オーディオブックを始めるときに気になるのが「解約したあとも作品は聴けるの?」という点です。
月額料金を払って聴ける仕組みと、購入した作品が残る仕組みは分けて考える必要があります。
ここでは Audible と audiobook.jp の違いを整理しました。
Audibleの場合
- 聴き放題プランの作品
→ 解約後は聴けなくなる。ダウンロードしていても再生不可。 - 単品で購入した作品
→ 解約後もずっと聴ける。ライブラリに残り、半永久的に利用可能。
Audibleは「聴き放題はレンタル、本の購入は自分のもの」というシンプルな仕組みです。
audiobook.jpの場合
- 聴き放題プランの作品
→ 解約後は聴けなくなる。オフライン保存していても再生不可。 - 月額会員プラン(ポイント購入)やチケットで入手した作品
→ 解約後も聴ける。購入扱いなのでライブラリに残ります。
audiobook.jpは「聴き放題はレンタル、購入した本は残る」という点はAudibleと同じ。
ただし「ポイント」や「チケット」という仕組みを通じて購入できるのが特徴です。
主婦目線のまとめ
オーディオブックは、「聴き放題の作品=レンタル」 と考えると分かりやすいです。
解約すると聴けなくなりますが、購入した作品は両サービスとも手元に残るので安心です。
私は、オーディオブックはまず「幅広く聴いて、自分に合う本を探すツール」として使うのが合っていると思います。
本当に気に入った作品は紙の本を手にとり、じっくり読み返すスタイルです。
どんな人にどちらが向いている?利用シーン別のおすすめ
オーディオブックは、サービスごとに強みがちがいます。
「どんな使い方をしたいか」で選ぶと失敗が少なくなります。
利用シーン別のおすすめ
利用シーン・目的 | Audibleがおすすめ | audiobook.jpがおすすめ |
---|---|---|
たくさん聴きたい | 90万冊以上のラインナップ。海外小説や洋書も豊富。 | 日本語の実用書や自己啓発書が1.5万冊以上聴き放題。 |
有名俳優・声優で聴きたい | 高橋一生・多部未華子・妻夫木聡など俳優朗読作品あり。 | 複数声優によるドラマ仕立て作品があり、物語に没入できる。 |
料金のわかりやすさ | 月額1,500円で聴き放題。シンプル。 月額880円で毎月1冊選べるスタンダードプランもあり。 | 月額1,330円で聴き放題 月額・年額・ポイント・チケットと選べる。工夫次第で節約も可能。 |
解約後の利用 | 購入した本は残る。聴き放題分は聴けなくなる。 | 同じく購入分は残る。ポイントやチケット購入も対象。 |
学び・勉強に使いたい | 洋書やビジネス書で英語リスニングにも◎ | 日本語のビジネス書・自己啓発書が充実。速聴(4倍)も可能。 |
主婦目線のまとめ
- Audibleはシンプルでわかりやすい。迷わず「耳の図書館」としてたくさん聴きたい人にぴったり。
- audiobook.jpは選択肢が多い。ポイントやチケットを工夫して節約したい人、日本語の実用書を中心に学びたい人に向いています。
- 私自身は「読み放題で気になる本を探し、本当に手元に置きたい本は紙で買う」というスタイルが合っているなと思います。

結局どっちがいいのかな?

料金のわかりやすさならAudible、
節約や日本語の実用書重視ならaudiobook.jp。
生活スタイルで選ぶのがコツだよ
まとめ|オーディオブックはまず無料で試してみよう
Audibleとaudiobook.jp、それぞれに良さがあります。
- Audibleは料金がシンプルで、俳優や声優の朗読も楽しめるのが魅力。
- audiobook.jpはポイントやチケットを使えば節約でき、日本語の実用書や自己啓発書が充実しています。
どちらのサービスも「聴き放題は解約後に聴けなくなる」「購入した本は残る」という点は共通しているので安心です。
オーディオブックは、本との出会いを広げるのにとても便利。
気軽に聴いて気になる本を見つけ、その中から「これは手元に置きたい」と思った作品だけを紙の本で楽しむ——そんな使い方が、生活にちょうどいいバランスかもしれません。
無料体験から始めてみませんか?
- Audible → 30日間の無料体験あり
- audiobook.jp → 14日間の無料体験あり
どちらも無料期間中に解約すれば料金はかかりません。
まずは気軽に試してみて、自分の生活スタイルに合う方を選んでみてください。

どっちにするか迷うなぁ…

両方とも無料体験があるから、
まずは試してから決めれば安心だよ