副業ブログを始めるための30日ロードマップ。
今回はその1週目のステップをご紹介します。
最初のゴールは、ブログの土台=XserverとWordPressを用意することです。
「パソコンが得意じゃないけど大丈夫かな?」
「本当に私でもできるの?」
そんな不安を持つ方も多いですが、安心してください。
実際の作業はクリック中心で、手順どおりに進めれば迷わず完成できます。
この1週間でやることは次のとおりです。
- Day1:Xserverを契約、ドメインを取得
- Day2:WordPressをクイックインストール
- Day3:一般設定(サイト名・キャッチコピー)
- Day4:パーマリンク設定を「投稿名」に変更
- Day5:無料テーマCocoonを導入
- Day6:基本プラグインを入れる
- Day7:スキン設定でデザインを整える
このシリーズは、50代・パート主婦でも続けられる副業ブログ作りをテーマにしています。
細かい専門用語をなるべく使わず、1日15〜30分の隙間時間で進められる流れにしました。
「今日からブログを作りたい!」と思った方にぴったりの内容です。
\この記事を読むと分かること/
- Xserverの契約からWordPress設置までの手順
- 初心者でも迷わないようにするポイントと注意点
- パートや家事と両立しながら進めるコツ
それでは、1週目:Xserver契約&WordPress設置を一緒に進めていきましょう。
1週目|Xserver契約&WordPress設置(詳しい手順)
この1週間で、ブログの土台(サーバー・ドメイン・WordPress)を整えます。
「むずかしそう…」と思うかもしれませんが、順番に進めれば大丈夫。
パートや家事の合間の15〜30分でも進められるよう、作業を細かく分けてあります。

50代・パソコン苦手でもいけるかな?

クリック中心でOK。ゆっくりで大丈夫ですよ。
この章でやること
- Day1:Xserverを契約、ドメインを取得
- Day2:WordPressをインストール
- Day3:一般設定(サイト名・キャッチコピー)
- Day4:パーマリンク設定
- Day5:テーマ導入
- Day6:固定ページ(プロフィール・問い合わせ)
- Day7:自己紹介記事の見出し作成
ゴール: ブラウザで自分のブログが開ける/管理画面(ダッシュボード)に入れる
まず知っておきたい「費用と準備」
費用の目安
- サーバー代:月1,000円前後
- ドメイン代:本来は年1,000〜3,000円 → Xserverなら0円!
- テーマ代:無料〜有料(まずは無料のCocoonで十分)
⇒ 他社ではサーバー代+ドメイン代がかかることが多いですが、
Xserverならサーバー代だけで始められるのが大きなメリットです。
準備しておくもの
- メールアドレス(Gmail推奨:確認メールが届きやすい)
- クレジットカード(支払い用)
- ブログ名の仮案(あとで変えてもOK)
Day1|Xserverを契約,ドメインを取得(15分)
最初のステップはXserverの契約とドメインの取得です。
ここをクリアすると、自分だけの「住所」と「土地」が手に入ります。
クイックスタートを使えば、契約からWordPress設置まで一気に進められるので、初心者でも迷いません。
- ①エックスサーバーにアクセス → 「お申込み」ボタンをクリック
- ②個人利用におすすめの「新規お申込み」ボタンをクリック
- ③スタンダードプランを選択(初心者はこれで十分)
- ④「Wordpressクイックスタート」の「利用する」をチェックする
ポイント: 契約画面に出てくる「クイックスタート」は、必ずチェックを入れるのがおすすめです。
この設定をオンにすると、サーバー契約・ドメイン取得・WordPress設置までが一気に完了します。
はじめての方でも迷わず進められ、作業時間が大幅に短縮できます。注意: クイックスタートを選ぶと、サーバーの無料お試し期間(10日間)がなくなります。
そのかわり、申し込んだその日からドメインが使えるようになり、WordPressも自動で設置されます。
無料期間を試すよりも、迷わず一気に始められるメリットのほうが大きいため、初心者はクイックスタートにチェックを入れるのがおすすめです。 - ⑤サーバーの契約期間を選択する
契約期間 料金の目安 特徴 3ヶ月 月1,320円前後 短期お試し向け。ただし割高。 12ヶ月 月990円前後(合計11,880円) おすすめ! コスパと安心感のバランスが良い。 36ヶ月 月880円前後 もっとも安いが3年縛りになる。 ⇒ 初めてなら12ヶ月契約がおすすめ。
理由は「月あたりが安く」「途中でやめても後悔が少ない」からです。 - ⑥ドメイン契約内容を指定する
※Xserverでは、サーバーを利用している間は独自ドメインがずっと無料です。
取得費用も更新費用も0円なので安心です。対象ドメイン 特徴 .com もっとも人気で安心。迷ったらこれ! .net 利用者が多く安定した印象。 .org / .info / .biz 一般的に使われるが少し専門的な印象。 .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site ユニークなドメイン。趣味・個人サイト向き。 ⇒ 基本は.comを選ぶのが無難。
「短く覚えやすい名前」+「.com」で登録すると長く使えます。 - ⑦WordPress情報を入力する
1. ブログ名
- サイトのタイトルになります。
- あとからWordPress管理画面で変更できるので、仮の名前でもOK。
Point. 最初から考えすぎず、気軽につけて大丈夫です。
2. ユーザー名
- WordPressの管理画面にログインするときに使う名前です。
- 英数字と記号(_.-@)が利用可能。
- 後から変更はできません。
Point. セキュリティのため「admin」「test」など簡単すぎる名前は避けるのがおすすめ。
3. パスワード
- ログイン時に必要なパスワード。
- 8文字以上、英数字+記号を組み合わせると安全。
- 「パスワード生成」を押すと、自動で強いパスワードを作れます。
Point. メモ帳やスマホのパスワード管理アプリに必ず保存しておきましょう。
4. メールアドレス
- WordPressからのお知らせや、パスワード再発行時に必要。
- 普段使っているGmailなどを登録してOK。
- こちらもあとから変更できます。
- ⑧テーマを決めます
ここはWordPressの「デザインと機能」のセット=テーマを選ぶ画面です。
迷ったらまずCocoon(無料)でOK。あとから有料テーマに乗り換えても記事はそのまま使えます。主なテーマの特徴
- WordPressデフォルトテーマ(初期)
最低限の標準デザイン。まずは動作確認用。のちほど他テーマに変更する人が多いです。 - Cocoon(無料) ※初心者いち推し
200万DL超の人気無料テーマ。ブログ向け/SEOや表示速度に強い/解説情報が豊富。
初めての方は迷わずこれでOK。 - Lightning(無料)
ビジネス・会社サイト向け。シンプルで用途に合わせたカスタマイズが可能。 - XWRITE(有料)(買い切り15,840円 or サブスク990円〜)
Xserver開発の有料テーマ。管理画面が分かりやすく直感的。投資して始めたい方向け。 - SWELL(有料)(16,720円)
国内で大人気の有料テーマ。デザインが洗練・装飾が豊富・ブロックエディタに最適。
収益化を本気で目指す人の定番。 - Snow Monkey(有料)(年15,675円)
ブログ〜ビジネスまで幅広く対応。サブスクで常に最新機能を利用可能。
Point. 最初は「無料で始めて、慣れてから有料へ」が安心。
Cocoon → SWELL の順に使う人が多く、失敗しにくい流れです。 - WordPressデフォルトテーマ(初期)
- ⑨テーマオプション(任意)
Xserverの申込み画面に「テーマオプション」という欄がありますが、特に選ばなくても問題ありません。
標準のテーマ選択(CocoonやSWELLなど)で十分なので、ここはそのままスルーして大丈夫です。⇒ 将来テーマを変えたくなったら、WordPressの管理画面からいつでも変更できます。
- ⑩プラグインの選択(セキュリティ対策)
Xserverのクイックインストール画面には、「CloudSecure WP Security」というプラグインを同時に入れるオプションがあります。
- 管理画面やログインURLを守るセキュリティ対策プラグイン
- 国産・日本語対応で初心者でも安心
- チェックを入れるだけで自動で導入される
⇒ セキュリティは後から考えがちですが、最初から入れておくのがおすすめです。
不正ログインを防ぐことで安心して記事作成に集中できます。 - ⑪「Xserverの登録へ進む」をクリック
契約者情報の入力
- 氏名・住所・電話番号。
- 本人確認のため必須。
支払い方法の入力
- クレジットカード情報を入力して完了。
よくあるつまづき: メールが届かない → 迷惑メールを確認/別のメール(Gmail)で再申込み
Day2|WordPressを「クイックインストール」する(10分)
Xserverの管理画面からWordPressをクイックインストールします。
必要なのは「サイト名」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」だけ。
数分で管理画面(/wp-admin)にログインできるようになります。
- Xserverの管理画面 → 対象ドメインを選ぶ
- 「WordPressクイックインストール」をクリック
- サイト名/ユーザー名/パスワード/メールを入力 → 実行
\ 詳しくはこちらの公式の動画サイト /
重要: ユーザー名とパスワードは紙にメモ+スマホにも保存。
数分で管理画面(/wp-admin)にログインできます。
ログインURLの例: https://あなたのドメイン/wp-admin
これから何度もログインします。必ずブックマークしておきましょう。

Day3|一般設定(サイト名・キャッチコピー)
インストールが完了したら、WordPress管理画面にログインしで基本情報を整えます。
から、サイト名・キャッチコピー・メールアドレスを入力しましょう。
- ①「設定」→「一般」
- ②各項目を設定します
1) サイトのタイトル
役割:ブログ名。ヘッダー・検索結果・SNSのカードに出やすい。
コツ:20文字前後・覚えやすい・テーマが伝わる言葉を1つ入れる。
後から変更OK。2) キャッチフレーズ
役割:サイトの短い説明。テーマによってヘッダーや検索スニペットに表示。
コツ:1行・25〜35字程度で「誰に/何を」。
デフォルトの Just another… は必ず消す。3) サイトアイコン(favicon)
役割:ブラウザのタブやブックマークの小さなアイコン。
仕様:正方形 512×512px 以上推奨(PNG/JPG)。
WordPress内でトリミング可能。
コツ:小さく表示されるのでシンプルな形・太線・背景透過(PNG)が見やすい。Canva等で「512 × 512」で作るとラク。4)WordPressアドレス(URL)/5)サイトアドレス(URL)
- WordPressアドレス と サイトアドレス は同じでOK
- どちらも https:// になっているか確認
- 注意:※意味が分からないまま触らない(ログイン不能の原因に)
6) 管理者メールアドレス
役割:通知(更新・コメント・バックアップ・パスワード再発行)を受け取る重要連絡先。
コツ:受信できるGmailを推奨。変更すると確認メールの承認が必要(承認まで旧アドレスのまま)。
豆知識:公開プロフィールに出すメールは「ユーザー > プロフィール」で別設定に。 - ③入力が完了したら一番下までスクロールして「変更を保存」ボタンをクリック
Day4|パーマリンク設定
記事URLの形式を決める大事な設定です。
「設定」→「パーマリンク」→ 投稿名 を選んで保存してください。
URLが分かりやすくなり、SEOにも有利です。
- ①「設定」→「パーマリンク」
- ②「投稿名」を選択する
- ③「変更を保存」をクリックする
Day5|テーマ導入(Cocoon推奨)
ブログの見た目と使い勝手を決めるのがテーマです。
WordPressでは「テーマ」=デザインと機能のセットを使います。
WordPressを始めるとき、エックスサーバーの「クイックスタート」を利用した方は、すでに Cocoon(親テーマ)と Cocoon Child(子テーマ) がインストールされています。
ここでやるのは、「どのテーマを使うか」を決める作業、つまり 有効化 です。
🔷インストールと有効化のちがい
- インストール:WordPressに「テーマのファイル」を入れること。
→ まだ「候補」として置いてあるだけ。 - 有効化:実際に「このテーマでブログを表示するよ!」と決めること。
→ 有効化した瞬間から、ブログの見た目や機能がそのテーマに変わります。
🔷CocoonとCocoon Childの関係
- Cocoon(親テーマ)
本体。常に更新されて機能が増えたり改善されたりする。 - Cocoon Child(子テーマ)
カスタマイズ用。親テーマを安全に使い続けるための「コピー的存在」。
→ 子テーマを有効にしておけば、デザインを少し直しても親テーマの更新で消えません。
- ①「外観」→「テーマ」
- ②画面に「Cocoon」「Cocoon Child」が出ているのを確認し、
「Cocoon Child」の「有効化」ボタンをクリックします。
Day6:基本プラグインを入れる(厳選3つ)
WordPressは「プラグイン」を入れることで便利に使えるようになります。
ただし入れすぎると動作が重くなったりエラーの原因になるため、最初は必要最低限だけにしておきましょう。

たくさん入れたほうが安心?

いえいえ。最初は3つだけで十分ですよ。
① SiteGuard WP Plugin(セキュリティ)
WordPressのログイン画面を守ってくれるセキュリティ対策プラグインです。
不正アクセスやログイン攻撃を防いでくれるので、必須レベルで入れておきましょう。
日本語対応で設定も分かりやすいので安心です。
② UpdraftPlus(バックアップ)
「万が一」に備えて、ブログ全体を自動でバックアップしてくれるプラグインです。
記事や画像、設定をまとめて保存でき、トラブルが起きても復元可能。
サーバーのバックアップ+自分のバックアップがあると安心です。
③ XML Sitemap & Google News(SEO対策)
記事を公開したら、検索エンジン(Googleなど)に自動で通知してくれるプラグインです。
検索に早く表示されるようになるので、収益化を目指すなら必須の下準備です。
難しい設定は不要、インストールして有効化するだけで基本は使えます。
インストール手順(共通)
- 管理画面 →「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 検索窓にプラグイン名を入力
- 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
この3つを入れておけば、安心・安全・検索対策の基盤は整います。
あとは記事作成に集中できるようになりますよ。
Day7:スキン設定でデザインを整える
1週目の最後は、ブログの見た目を少し整える作業です。
Cocoonには「スキン」という着せ替え機能があり、クリックだけで雰囲気を変えられます。

デザインって今決めなきゃダメ?

あとから何度でも変えられるので大丈夫ですよ!
スキン設定の手順
- WordPress管理画面 →「Cocoon設定」をクリック
- タブから「スキン」を選ぶ
- 一覧から好みのスキンを選択
- 「変更をまとめて保存」をクリック
これでサイト全体のデザインが一瞬で変わります。
おすすめのスキン
- シンプル:すっきり読みやすい
- モノトーン:落ち着いた雰囲気で大人向け
- ベーシック:汎用性が高い
迷ったら「シンプル」か「モノトーン」を選んでおけば安心です。
読者にとって読みやすいことが最優先です。
これで1週目のゴール達成です!
デザインはあとから自由に変えられるので、まずは「形になった」ことを喜びましょう。
1週間でWordPressブログの基本を整え、記事の公開までたどり着きました。
次のステップでは、より見やすく・使いやすいブログにするためのメニュー設定やデザイン調整を進めていきます。
↓2週目の記事はこちらからご覧いただけます↓